腸管毒素原性大腸菌K99モノクロナール抗体の新生子牛に対する経口投与効果

初乳未摂取のホルスタイン種の雄および雌子牛27頭を使用して, 腸管毒素原性大腸菌のK99に対するモノクロナール抗体の新生子牛に対する効果を試験した. モノクロナール抗体を経口投与した2時間後 (生後12±1時間) にK99保有毒素原性大腸菌B44株で攻撃したところ, 下痢の発生は予防できなかったが, 滅菌PBS投与の対照区に比べ, 下痢の発症は遅れ, 下痢の程度, 脱水, 活力喪失の臨床症状は軽減し, 死亡率も有意に (P...

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Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 1989/06/20, Vol.42(6), pp.411-416
Hauptverfasser: 堀, 正雄, 日高, 秀造, 三村, 二雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:初乳未摂取のホルスタイン種の雄および雌子牛27頭を使用して, 腸管毒素原性大腸菌のK99に対するモノクロナール抗体の新生子牛に対する効果を試験した. モノクロナール抗体を経口投与した2時間後 (生後12±1時間) にK99保有毒素原性大腸菌B44株で攻撃したところ, 下痢の発生は予防できなかったが, 滅菌PBS投与の対照区に比べ, 下痢の発症は遅れ, 下痢の程度, 脱水, 活力喪失の臨床症状は軽減し, 死亡率も有意に (P
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.42.411