酵素免疫測定法 (ELISA) によるChuzanウイルスに対する抗体の検出

Chuzanウイルス感染および非感染BHK-21細胞をNonidet P-40で処理して得た陽性および陰性抗原を用い, 酵素免疫測定法 (ELSIA) によるChuzanウイルス抗体の検出法を検討した. その結果, 100倍に希釈した非働化しない生血清, 200倍に希釈した酵素標識抗体を用い, 両抗原に対するOD値の差を被検血清のELISA値とし, その値が0.200以上を抗体陽性と判定した場合, ELISA抗体と中和抗体との間には高い相関関係 (r=0.83 y=-0.124+0.33x) が認められた....

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Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 1989/01/20, Vol.42(1), pp.72-74
Hauptverfasser: 菊地, 正健, 目見田, 清, 大澤, 哲也, 山崎, 勝, 大瀬戸, 光明
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:Chuzanウイルス感染および非感染BHK-21細胞をNonidet P-40で処理して得た陽性および陰性抗原を用い, 酵素免疫測定法 (ELSIA) によるChuzanウイルス抗体の検出法を検討した. その結果, 100倍に希釈した非働化しない生血清, 200倍に希釈した酵素標識抗体を用い, 両抗原に対するOD値の差を被検血清のELISA値とし, その値が0.200以上を抗体陽性と判定した場合, ELISA抗体と中和抗体との間には高い相関関係 (r=0.83 y=-0.124+0.33x) が認められた.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.42.72