ウシにみられた体腔内播種性転移腺癌の2例

2例の牛において, 胸膜および腹膜漿膜面に栗粒大から鶏卵大の腫瘤が多数認められ, 悪性中皮腫が疑われた. 1例では小腸, 他の例では子宮に見られた腫瘍性小病巣と体腔壁腫瘍とを組織化学的ならびに電子顕微鏡的に検索したところ, それぞれ小腸腺癌および子宮腺癌と診断され, 漿膜面の播種性の腫瘤は転移巣であることが判明した....

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Veröffentlicht in:Nippon Juishikai zasshi 1989/01/20, Vol.42(1), pp.64-67
Hauptverfasser: 大久保, 英子, 岡田, 洋之, 千早, 豊, 松川, 清
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:2例の牛において, 胸膜および腹膜漿膜面に栗粒大から鶏卵大の腫瘤が多数認められ, 悪性中皮腫が疑われた. 1例では小腸, 他の例では子宮に見られた腫瘍性小病巣と体腔壁腫瘍とを組織化学的ならびに電子顕微鏡的に検索したところ, それぞれ小腸腺癌および子宮腺癌と診断され, 漿膜面の播種性の腫瘤は転移巣であることが判明した.
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.42.64