締固め不飽和土の二, 三の圧密特性について
二種の砂質土に対して, 最適含水比とその湿潤側, 乾燥側について, 直径30cm, 供試体高さ10cmでの圧密実験を排水条件を制御して行った。この結果, (1)締固め土の粘弾性的性質により, 間隙圧の発生は時間遅れが生じる。このため, 載荷と同時に排水を行うと間隙圧の発生と同時に消散が生じ, 測定した間隙圧とε~log tからのcuの意味が不明確となる。 (2)非排水状態での間隙圧は締固め含水比の増加とともに大きくなるが, 一度圧密した後, 非排水で載荷しても間隙圧は小さい。 (3)Woptの湿潤側でのu~log tはTerzaghi曲線に似ているが, ε~log tは初期のΔu/Δpによって...
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Veröffentlicht in: | Nōgyō Doboku Gakkai ronbunshū 1987/12/25, Vol.1987(132), pp.63-70,a2 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 二種の砂質土に対して, 最適含水比とその湿潤側, 乾燥側について, 直径30cm, 供試体高さ10cmでの圧密実験を排水条件を制御して行った。この結果, (1)締固め土の粘弾性的性質により, 間隙圧の発生は時間遅れが生じる。このため, 載荷と同時に排水を行うと間隙圧の発生と同時に消散が生じ, 測定した間隙圧とε~log tからのcuの意味が不明確となる。 (2)非排水状態での間隙圧は締固め含水比の増加とともに大きくなるが, 一度圧密した後, 非排水で載荷しても間隙圧は小さい。 (3)Woptの湿潤側でのu~log tはTerzaghi曲線に似ているが, ε~log tは初期のΔu/Δpによって二つに分けられる。 |
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ISSN: | 0387-2335 1884-7234 |
DOI: | 10.11408/jsidre1965.1987.132_63 |