多礫農地におけるロータリ型ストンクラッシャによる石砕工法の開発試験
西独製ロータリ型ストンクラッシャを主体とした多礫農地の石砕工法を発案し, 軟岩および硬岩地区で施工試験を行った。クラッシャは径30cmまでの礫をほぼ完全に3cm以下に砕く能力をもつが, 作業深は15cmにとどまる。本工法は, 1) サブソイラによる土層弛緩, 2) 新規開発ストンアッパによる礫の拾上げ, 撒出し, 3) クラッシャによる石砕, からなる。これにより0~30cm土層中の礫を効率よく処理できることを示した。クラッシャによる純礫層の破砕試験の結果, 5~22cmのうち94~97%が3cm以下に砕かれ, 砕石は塊状の亜角礫であった。また, 歩掛かり試験から基準運転時間を算定した。これに...
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Veröffentlicht in: | Nōgyō Doboku Gakkai-Shi 1988/12/01, Vol.56(12), pp.1175-1182,a1 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 西独製ロータリ型ストンクラッシャを主体とした多礫農地の石砕工法を発案し, 軟岩および硬岩地区で施工試験を行った。クラッシャは径30cmまでの礫をほぼ完全に3cm以下に砕く能力をもつが, 作業深は15cmにとどまる。本工法は, 1) サブソイラによる土層弛緩, 2) 新規開発ストンアッパによる礫の拾上げ, 撒出し, 3) クラッシャによる石砕, からなる。これにより0~30cm土層中の礫を効率よく処理できることを示した。クラッシャによる純礫層の破砕試験の結果, 5~22cmのうち94~97%が3cm以下に砕かれ, 砕石は塊状の亜角礫であった。また, 歩掛かり試験から基準運転時間を算定した。これに基づく本工法の工事価格は110万円/ha (昭和61年度) である。 |
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ISSN: | 0369-5123 1884-7188 |
DOI: | 10.11408/jjsidre1965.56.12_1175 |