インドネシア・ランポン州地域における陸稲品種の特性
インドネシア・ランポン州で栽培されている陸稲品種, 約90種のうちから最も広く栽培されている13品種と5種の改良品種を供試して, 陸稲品種の比較試験を行った.Bico1種は典型的な短稈分げつ型であり, 収量もこの種が最も多く, ha当たり乾燥籾にして3.3tの収量が得られたが, 他の改良種は在来種に比較して必ずしも多収ではなかった.在来種は長稈, 小げつ型が多く, しかも晩生であった.その収量はha当たり2t前後の品種が多かったが, Si Rendah種はha当たり2.7tで, 在来種中最高であった. 調査した15形質の測定値を用いて, 主成分分析を行ったが, その結果からも改良種と在来種の差...
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Veröffentlicht in: | Nettai nōgyō 1981/09/01, Vol.25(3), pp.99-106 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | eng ; jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | インドネシア・ランポン州で栽培されている陸稲品種, 約90種のうちから最も広く栽培されている13品種と5種の改良品種を供試して, 陸稲品種の比較試験を行った.Bico1種は典型的な短稈分げつ型であり, 収量もこの種が最も多く, ha当たり乾燥籾にして3.3tの収量が得られたが, 他の改良種は在来種に比較して必ずしも多収ではなかった.在来種は長稈, 小げつ型が多く, しかも晩生であった.その収量はha当たり2t前後の品種が多かったが, Si Rendah種はha当たり2.7tで, 在来種中最高であった. 調査した15形質の測定値を用いて, 主成分分析を行ったが, その結果からも改良種と在来種の差異が示された.最後に, 問混作栽培における陸稲品種の選択上の問題点が論じられた. |
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ISSN: | 0021-5260 2185-0259 |
DOI: | 10.11248/jsta1957.25.99 |