ガンマー線照射による飼料の殺菌

慣用原料よりなる育雛飼料にガンマー線を0.5Mradから3Mradまで照射して, 殺菌効果, ビタミン含量の変化およびヒナへ3週間の給与試験を行った。 ビタミンA, D, B1, B2およびCについては, 放射線による損失は認められなかったが, ビタミンEは約30~40%の減少が認められた。 飼育試験の組果, 非照射区と3Mradまでの照射区の間では, 増体量, 飼料要求率および飼料の代謝エネルギー価には差がなかった。 一般細菌, カビ, 酵母および大腸菌群は, 0.5Mradの照射で滅菌された。...

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Veröffentlicht in:Jikken dōbutsu 1973, Vol.22(3), pp.251-255
Hauptverfasser: 戸塚, 耕二, 田嶋, 政秀, 庄司, 圭吾, 梅田, 圭司, 川嶋, 浩二, 高野, 博幸
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:慣用原料よりなる育雛飼料にガンマー線を0.5Mradから3Mradまで照射して, 殺菌効果, ビタミン含量の変化およびヒナへ3週間の給与試験を行った。 ビタミンA, D, B1, B2およびCについては, 放射線による損失は認められなかったが, ビタミンEは約30~40%の減少が認められた。 飼育試験の組果, 非照射区と3Mradまでの照射区の間では, 増体量, 飼料要求率および飼料の代謝エネルギー価には差がなかった。 一般細菌, カビ, 酵母および大腸菌群は, 0.5Mradの照射で滅菌された。
ISSN:0007-5124
1884-4170
DOI:10.1538/expanim1957.22.3_251