ピレスロイド系化合物の研究(第1報): 天然ピレスリン類のガスクロマトグラフィーによる定量
(1) 天然ピレスリン類6成分(pyrethrin I, II; jasmolin I, II; cinerin I, II)を除虫菊エキス中から単離し,構造を確認した. (2) BN-ChamberによるシリカゲルTLC水平展開法,シリカゲルTLC上昇展開法による多重展開(10~12回),およびシリカゲルTLC無限溶媒蒸発による展開法によっても,天然ピレスリン類6成分の分離は可能であった. (3) 分離した6成分を標準品とし, G.L.C. (FID検出,内部標準DCP)法による検量線を作成し,市販除虫菊エキス4種と精製エキス1種を定量した. (4) A.O.A.C.法およびG.L.C.法に...
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Veröffentlicht in: | Nippon nōgei kagakukaishi 1971, Vol.45(1), pp.22-28 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | (1) 天然ピレスリン類6成分(pyrethrin I, II; jasmolin I, II; cinerin I, II)を除虫菊エキス中から単離し,構造を確認した. (2) BN-ChamberによるシリカゲルTLC水平展開法,シリカゲルTLC上昇展開法による多重展開(10~12回),およびシリカゲルTLC無限溶媒蒸発による展開法によっても,天然ピレスリン類6成分の分離は可能であった. (3) 分離した6成分を標準品とし, G.L.C. (FID検出,内部標準DCP)法による検量線を作成し,市販除虫菊エキス4種と精製エキス1種を定量した. (4) A.O.A.C.法およびG.L.C.法による天然ピレスリン類分析値の関係について検討し, G.L.C.法は試料中の不純物による影響が少ないことを知った. |
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ISSN: | 0002-1407 1883-6844 |
DOI: | 10.1271/nogeikagaku1924.45.22 |