インドネシアの民生部門への電力消費観測システム導入および多変量時系列モデルによる電力消費量予測

低炭素社会の実現には,各建物の対策だけでなく,都市全体や地域レベルでの省エネ化施策や低炭素化も進める必要がある.都市全体での低炭素化策として,デマンドレスポンス等の対策が有力視されているが,その検討には,詳細なエネルギーデータが必要となる.本研究では,インドネシアでも民生部門の建物が多いボゴール市を対象に,機器単位での電力消費量を観測し,将来の低炭素化計画策定の一助になる電力消費量予測式を作成することを目的とした.インドネシアの通信環境を考慮した電力消費量観測システムを開発し,ARXモデルを用いて電力消費量予測式を作成した.その結果,高い決定係数を持ち,各日のピークを表現できる,低炭素計画にお...

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Veröffentlicht in:Doboku Gakkai Ronbunshu. G, Kankyo = Journal of Japan Society of Civil Engineers. Ser. G, Environmental Research 2017, Vol.73(6), pp.II_35-II_43
Hauptverfasser: 牧, 誠也, 芦名, 秀一, 藤井, 実, 内田, 賢志, 相沢, 研吾, 藤田, 壮
Format: Artikel
Sprache:jpn
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