ペルテス病に対する西尾式外転免荷装具療法の治療成績 (その2)
「要旨」1981~2004年までに, こども病院を受診したペルテス病症例191股のうち, 初診時 (壊死期ないし分節期) から西尾式外転免荷装具を用い, 一次治癒だけでなくその後も経過観察でき, 最終調査時に13歳以上, 経過観察期間は3年半以上の症例56股を対象として, 西尾式外転免荷装具を用いた保存的治療の治療成績を検討した. 男児52股, 女児4股, 右側27股, 左側29股であった. 初診時年齢は平均7.0 (3.6~11.0歳) , 最終経過観察時年齢は平均16.0歳 (13.2~22.3歳) , 経過観察期間は平均9.0年 (6.0~14.4年) であった. Lateral pil...
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Veröffentlicht in: | 日本小児整形外科学会雑誌 2009-09, Vol.18 (2), p.342-345 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」1981~2004年までに, こども病院を受診したペルテス病症例191股のうち, 初診時 (壊死期ないし分節期) から西尾式外転免荷装具を用い, 一次治癒だけでなくその後も経過観察でき, 最終調査時に13歳以上, 経過観察期間は3年半以上の症例56股を対象として, 西尾式外転免荷装具を用いた保存的治療の治療成績を検討した. 男児52股, 女児4股, 右側27股, 左側29股であった. 初診時年齢は平均7.0 (3.6~11.0歳) , 最終経過観察時年齢は平均16.0歳 (13.2~22.3歳) , 経過観察期間は平均9.0年 (6.0~14.4年) であった. Lateral pillar分類は, A群2例, B群26例, B/C群17例, C群10例であった. 最終経過観察時のStulberg分類は1型15例, 2型22例, 3型11例, 4型8例, 5型0例であった. 経過良好群 (Stulberg I, II型) は, 全体の66.1% (37/56) であった. |
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ISSN: | 0917-6950 |