脛腓骨間骨接合術後に骨癒合不全を呈した先天性脛骨欠損症の3症例
「要旨」先天性脛骨欠損症Jones分類2型においては, 一般的に残存した脛骨近位部と腓骨を接合する脛腓骨間骨接合術を選択する. 装具を用いた独歩獲得など良好な成績が得られていることが多く, 骨癒合不全の報告はほとんどない. 今回, 当院で同時期に施行した脛腓骨間骨接合術のJones2型の4症例中, 術後に癒合不全を呈した3症例を紹介し, 術中術後の留意点を検討した. 3症例ともKirschnerワイヤー (以下Kワイヤー) 1本で髄内固定し, 一期的に足関節離断術も施行した. 2症例では腓骨近位端の遠位部を部分切除した. 術後は2症例で膝上から足までのギプス (AKギプス) を巻き, 1症例で...
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Veröffentlicht in: | 日本小児整形外科学会雑誌 2008-02, Vol.17 (1), p.58-61 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「要旨」先天性脛骨欠損症Jones分類2型においては, 一般的に残存した脛骨近位部と腓骨を接合する脛腓骨間骨接合術を選択する. 装具を用いた独歩獲得など良好な成績が得られていることが多く, 骨癒合不全の報告はほとんどない. 今回, 当院で同時期に施行した脛腓骨間骨接合術のJones2型の4症例中, 術後に癒合不全を呈した3症例を紹介し, 術中術後の留意点を検討した. 3症例ともKirschnerワイヤー (以下Kワイヤー) 1本で髄内固定し, 一期的に足関節離断術も施行した. 2症例では腓骨近位端の遠位部を部分切除した. 術後は2症例で膝上から足までのギプス (AKギプス) を巻き, 1症例ではギプス固定をしなかった. 全症例脛骨遠位端が前方に押し出される形の偽関節であり, 追加手術を要した. 治療に当たる際は, 骨癒合不全を念頭において内外の固定方法や手術方法を十分に検討し, 骨癒合を得るために種々の工夫をこらす必要がある. |
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ISSN: | 0917-6950 |