老年看護教育プログラムが看護学生の高齢者イメージ形成過程に影響する要因 (第3報) - 老年臨床看護論実習前後における高齢者イメージの比較

「I. 緒言」高齢者ケアの基本的姿勢を身につけ, 高齢者のQOL向上を目指した看護を展開するためには, 看護者の高齢者に対するイメージが関連するといわれている. 高齢者のQOL向上を目指した老年看護学を教授するうえで, 学生が高齢者をどのように認識していくかを明らかにすることは重要と考える. 現在老年看護の質を向上させる教育内容を検討するために, 4年制大学の1年次から4年次の学生を対象に, 高齢者に対するイメージの変容過程を把握し, 教育内容とイメージの関連を明らかにしようと取り組んでいる. それにはまず, 老年看護学を学ぶそれぞれの科目における教育内容とイメージとの関連を把握する必要がある...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:人間看護学研究 2010-03 (8), p.57-66
Hauptverfasser: 安田千寿, 北村隆子, 畑野相子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「I. 緒言」高齢者ケアの基本的姿勢を身につけ, 高齢者のQOL向上を目指した看護を展開するためには, 看護者の高齢者に対するイメージが関連するといわれている. 高齢者のQOL向上を目指した老年看護学を教授するうえで, 学生が高齢者をどのように認識していくかを明らかにすることは重要と考える. 現在老年看護の質を向上させる教育内容を検討するために, 4年制大学の1年次から4年次の学生を対象に, 高齢者に対するイメージの変容過程を把握し, 教育内容とイメージの関連を明らかにしようと取り組んでいる. それにはまず, 老年看護学を学ぶそれぞれの科目における教育内容とイメージとの関連を把握する必要がある. そこで第1報では, A大学の2年次前期に学ぶ発達看護論演習と臨床看護論IIの前後で高齢者のイメージを比較し, 第2報ではA大学の3年次前期に学ぶ臨床看護論演習の前後でイメージを比較した.
ISSN:1349-2721