原発性アルドステロン症の治療 ラジオ波焼灼術

「POINT」 (1) 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療が保険収載となった (2) 関係学会の定める適正使用指針に則って, 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療を行う (3) 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療は, 術中に血圧上昇や頻脈が見られることから, 麻酔科医師などと協力して行うことが推奨される 「はじめに」原発性アルドステロン症の標準的治療は, 片側性アルドステロン過剰分泌は腹腔鏡下手術, 両側性病変は薬物治療であるが, 2021年6月に「片側性アルドステロン過剰分泌によるアルドステロン症を対象とした経皮的手術による副腎腺腫のラジオ波焼灼治療」が保険収載となった. その適応や注意点について概説する...

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Veröffentlicht in:月刊地域医学 2022-03, Vol.36 (3), p.227-231
Hauptverfasser: 小黒草太, 大田英輝, 高瀬圭
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「POINT」 (1) 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療が保険収載となった (2) 関係学会の定める適正使用指針に則って, 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療を行う (3) 経皮的副腎腺腫ラジオ波焼灼治療は, 術中に血圧上昇や頻脈が見られることから, 麻酔科医師などと協力して行うことが推奨される 「はじめに」原発性アルドステロン症の標準的治療は, 片側性アルドステロン過剰分泌は腹腔鏡下手術, 両側性病変は薬物治療であるが, 2021年6月に「片側性アルドステロン過剰分泌によるアルドステロン症を対象とした経皮的手術による副腎腺腫のラジオ波焼灼治療」が保険収載となった. その適応や注意点について概説する.
ISSN:0914-4277