ローリング負荷による重心動揺分析法の研究

ローリング負荷を用いた重心動揺分析法について検討した. 左右に正弦波周期で0~0.6Hzの任意の周波数でローリングする台を作製しこの上に動揺計を設置した. 左右5°負荷では動揺するものが多く, またパワー上限, 位相は0.2Hzの負荷を境に変化した. 左右2.5°負荷では, 疾患群で不安定度スコアが高いにもかかわらずパワー上限, 位相差に変化がなかった. これらのことから中枢障害群の判別が可能で有効な検査法と言えた....

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Veröffentlicht in:日本耳鼻咽喉科学会会報 1985-05, Vol.88 (5), p.665-735
Hauptverfasser: 涌谷治夫, 雲井健雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ローリング負荷を用いた重心動揺分析法について検討した. 左右に正弦波周期で0~0.6Hzの任意の周波数でローリングする台を作製しこの上に動揺計を設置した. 左右5°負荷では動揺するものが多く, またパワー上限, 位相は0.2Hzの負荷を境に変化した. 左右2.5°負荷では, 疾患群で不安定度スコアが高いにもかかわらずパワー上限, 位相差に変化がなかった. これらのことから中枢障害群の判別が可能で有効な検査法と言えた.
ISSN:0030-6622