会長就任にあたり

日本補綴歯科学会第27代小林義典会長の後をうけて, この度4月より会長の重職を担うことになりました. 今後ともよろしくご指導を賜りますようお願い申し上げます. 小林前会長の業績は第100回記念大会の成功をはじめとして, その他諸問題を明確に解決し本学会に多大の貢献をなさいました. 特に近未来における本学会のあるべき姿の指針として, 歯科補綴ガイドラインの編纂を試みられたことは特筆に値すると考えます. 当然のことながら短い期間では到底解決できない諸問題も山積しております. なかでも, 学会名, 標榜科名, 教科名の改名問題は, “改名する”というよりも, むしろ“改名させられる”というムードであ...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本補綴歯科学会雑誌 1999, Vol.43 (2), p.391-392
1. Verfasser: 田中久敏
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日本補綴歯科学会第27代小林義典会長の後をうけて, この度4月より会長の重職を担うことになりました. 今後ともよろしくご指導を賜りますようお願い申し上げます. 小林前会長の業績は第100回記念大会の成功をはじめとして, その他諸問題を明確に解決し本学会に多大の貢献をなさいました. 特に近未来における本学会のあるべき姿の指針として, 歯科補綴ガイドラインの編纂を試みられたことは特筆に値すると考えます. 当然のことながら短い期間では到底解決できない諸問題も山積しております. なかでも, 学会名, 標榜科名, 教科名の改名問題は, “改名する”というよりも, むしろ“改名させられる”というムードである点に問題は大きいようです. 歯科医学教育は, Health for Allを目標にWHOが掲げた施策の柱である医学教育の充実によって大きな影響を受け, 大転換期を迎えつつあります(21世紀医学・医療懇談会第4次報告案, 平成11年2月).
ISSN:0389-5386