(8)当センターのマンモグラフィ併用健診 ―現状と問題点について

当健診センターでは2003年6月からマンモグラフィ併用健診を導入して, 約4,000名が乳がん健診を受診されています. 年度別のカテゴリー分類比率は, カテゴリーI・IIが86.28~88.54%, IIIが10~11%, IV・Vが1~2%でした. 精密検査の受診率は約76%でしたが, 結果が不明なものがカテゴリーIVでは13件, カテゴリーVでは1件, 全体で25%になります. マンモグラフィを受けるにあたって, 痛み(経験した・人から聞いた)や恥ずかしさ(小さい・形), 癌であったらどうしようという不安感などさまざまな思いを受診者は持っておられます. そのような緊張をといて撮影を早く的確...

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Hauptverfasser: 中谷紋子, 松原明夫, 中川善雄, 三崎文夫, 小林正夫, 原田康
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:当健診センターでは2003年6月からマンモグラフィ併用健診を導入して, 約4,000名が乳がん健診を受診されています. 年度別のカテゴリー分類比率は, カテゴリーI・IIが86.28~88.54%, IIIが10~11%, IV・Vが1~2%でした. 精密検査の受診率は約76%でしたが, 結果が不明なものがカテゴリーIVでは13件, カテゴリーVでは1件, 全体で25%になります. マンモグラフィを受けるにあたって, 痛み(経験した・人から聞いた)や恥ずかしさ(小さい・形), 癌であったらどうしようという不安感などさまざまな思いを受診者は持っておられます. そのような緊張をといて撮影を早く的確に行えるように, 専用の検査着を着ていただくこと, 撮影室内の雰囲気を和らげるために音楽を流すこと, マンモグラフィを受けたことがあるのか, 受けたことがあればその時の痛みはどうだったかと受診者へ声かけをすることなどを心がけています.
ISSN:1347-0086