18 短期間に増大を認めた大腸癌術後卵巣転移の1例

症例は56歳女性. 2005年9月S状結腸癌で手術(4.5×3.5cm, 2型, wel, se, ly2, v2, n1(+), cy1, p1, stageIV). 術後5FU+LV療法施行するも2006年3月肝転移出現し, RFA施行. CTで2006年3月~5月の間に骨盤内腫瘤は急速増大を示し右卵巣転移と診断し, 右卵巣摘出術を施行した. 大腸原発の転移性卵巣腫瘍は1.6~6.4%と少なく, 切除により延命, QOLの改善が得られるため, 積極的に外科的切除を行うべきである....

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Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2007, Vol.55 (1), p.38-38
Hauptverfasser: 村松沙織, 小池祥一郎, 加藤響子, 北沢将人, 中村俊幸, 赤羽康彦, 中澤功
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:症例は56歳女性. 2005年9月S状結腸癌で手術(4.5×3.5cm, 2型, wel, se, ly2, v2, n1(+), cy1, p1, stageIV). 術後5FU+LV療法施行するも2006年3月肝転移出現し, RFA施行. CTで2006年3月~5月の間に骨盤内腫瘤は急速増大を示し右卵巣転移と診断し, 右卵巣摘出術を施行した. 大腸原発の転移性卵巣腫瘍は1.6~6.4%と少なく, 切除により延命, QOLの改善が得られるため, 積極的に外科的切除を行うべきである.
ISSN:0037-3826