第5回家庭看護力醸成セミナー報告

2019年10月27日, 13 : 00~16 : 00に三重県医師会館で行なった. 「1. 「『いつもと違う』が家庭看護力の基本~子どもの異変に早く気付こう」 西山和孝 (北九州市立八幡病院)」 ・家庭看護力醸成とは, 受診の必要性や緊急性を患者家族が自ら判断できる力を身につけることである. その方法として, 小児救急トリアージの手法のひとつである第一印象 (PAT) を用いる. 保護者が日頃から我が子をよく観察していて, 急病時に「いつもと違う」と感じることを重視する. ・第一印象 (PAT) は, 意識・活動性, 呼吸状態, 皮膚への循環の3つを, 道具は不要で, 見て聴いて, 数十秒で...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本小児科医会会報 2020-04 (59), p.66-67
1. Verfasser: 渡部誠一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2019年10月27日, 13 : 00~16 : 00に三重県医師会館で行なった. 「1. 「『いつもと違う』が家庭看護力の基本~子どもの異変に早く気付こう」 西山和孝 (北九州市立八幡病院)」 ・家庭看護力醸成とは, 受診の必要性や緊急性を患者家族が自ら判断できる力を身につけることである. その方法として, 小児救急トリアージの手法のひとつである第一印象 (PAT) を用いる. 保護者が日頃から我が子をよく観察していて, 急病時に「いつもと違う」と感じることを重視する. ・第一印象 (PAT) は, 意識・活動性, 呼吸状態, 皮膚への循環の3つを, 道具は不要で, 見て聴いて, 数十秒で判断できる. パッと見て, 何か変, いつもと違うと感じるか, 救急受診の目安・判断チェックリストを作成した. これを普及し, 共通言語にして, スムーズな診療に直結する.
ISSN:0912-1781