48. 医学部学生における生活習慣調査(第1報)
「はじめに」医学生は将来医師として, 患者に健康教育をする立場にある. その医学生が好ましい生活習慣を医学部教育課程のなかで身につけることができているのか否か, アンケート調査を実施した. 対象 産業医科大学の医学部1-6年生, 合計592名 アンケート配布総数529部(配布率89.4%) 回収数482部(回収率91.1%) 有効回答数411部(有効回答率85.3%) 調査方法 期間:2001年6月25日-7月11日 各学年毎に講義終了後教室において, 健康管理センターの医師がアンケートの趣旨を説明し, 出席者全員に対してアンケート用紙を配布した. 調査用紙 フェイスシート (1)学年(2)住...
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Veröffentlicht in: | JOURNAL OF UOEH 2002, Vol.24 (1), p.113-113 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」医学生は将来医師として, 患者に健康教育をする立場にある. その医学生が好ましい生活習慣を医学部教育課程のなかで身につけることができているのか否か, アンケート調査を実施した. 対象 産業医科大学の医学部1-6年生, 合計592名 アンケート配布総数529部(配布率89.4%) 回収数482部(回収率91.1%) 有効回答数411部(有効回答率85.3%) 調査方法 期間:2001年6月25日-7月11日 各学年毎に講義終了後教室において, 健康管理センターの医師がアンケートの趣旨を説明し, 出席者全員に対してアンケート用紙を配布した. 調査用紙 フェイスシート (1)学年(2)住居形態(一人暮らし, 寮, 実家など)(3)問診票の結果を研究に使用することの可否 問診票(ライフスタイル, 栄養, 運動の計148項目) 結果 タバコ歯の健康食習慣, 飲酒においては男性の方が悪習慣であることがわかった. 運動習慣と歩行においては女性の方が悪習慣であった. 朝食欠食者は男性の約4分の1, 女性の約2分の1で認められた. 喫煙者は学年を追うごとに増加し, 減少することはなかった. 運動不足は男性に比べて, 女性で顕著に表れた. 結語 今回の調査により医学部教育課程における医学生の生活習慣の悪化が確認できた. 今後, 学年毎の各段階に準じた継続的な保健指導および健康教育を実施する必要があると考えられた. |
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ISSN: | 0387-821X |