11. 青戸病院の精神科関連障害の動向-開設前との比較
慈恵医大青戸病院精神科開設から4年の歳月が過ぎた. 現在, 受診者数は年間約17,000名, 月平均で初診者数約50名, 再診者数1,400名となっている. そして, 初診者数を開設前と比較してみると約6倍に増加し, 受診者のプロフィールにも変化がみられるようになった. 今回, 開設から4年目を迎えるにあたって, 診療科開設前と現在とで受診者のプロフィールがどう変化したか, 年齢, 疾患名, 住居地, 職種などの項目にしたがって明らかにしていきたい. また, 平成10年度の初診における兼科依頼件数は外来130件, 入院85件で, 初診件数の約23%と大きな部分を占めるようになった. このような...
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Veröffentlicht in: | 東京慈恵会医科大学雑誌 2000, Vol.115 (1), p.106-106 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 慈恵医大青戸病院精神科開設から4年の歳月が過ぎた. 現在, 受診者数は年間約17,000名, 月平均で初診者数約50名, 再診者数1,400名となっている. そして, 初診者数を開設前と比較してみると約6倍に増加し, 受診者のプロフィールにも変化がみられるようになった. 今回, 開設から4年目を迎えるにあたって, 診療科開設前と現在とで受診者のプロフィールがどう変化したか, 年齢, 疾患名, 住居地, 職種などの項目にしたがって明らかにしていきたい. また, 平成10年度の初診における兼科依頼件数は外来130件, 入院85件で, 初診件数の約23%と大きな部分を占めるようになった. このような現実をふまえ, 兼科依頼の現状を把握し, 総合病院精神科としての役割を考えていきたい. |
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ISSN: | 0375-9172 |