S-VI 人工心肺中のリスクマネージメント~安全装置設置基準の設置個所・測定に疑問は……?

本会が勧告している人工心肺における安全装置設置基準について, 特に「レベルセンサー」・「気泡検知器」・「圧力アラーム/アラート」に関する設置箇所の選定および各測定項目の注意点について4施設の口演と, 安野安全対策委員長をコメンテーターとして参加頂いた. また上記3項目について, JaSECT代議員52施設と九州地方会57施設対象に事前アンケート調査を行い, 回収率41%の集計結果をシンポジスト発表後に報告し, アンケートと同設問を聴講者へもアンサーパッドを用いて参加型調査をしながらディスカッションを行った. S-VI-1:回路内圧の制御に関して, 監視部位の圧力の定義を理解したうえでアラームや...

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Veröffentlicht in:体外循環技術 2014-06, Vol.41 (2), p.211-211
Hauptverfasser: 川脇雄次, 染谷忠男
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本会が勧告している人工心肺における安全装置設置基準について, 特に「レベルセンサー」・「気泡検知器」・「圧力アラーム/アラート」に関する設置箇所の選定および各測定項目の注意点について4施設の口演と, 安野安全対策委員長をコメンテーターとして参加頂いた. また上記3項目について, JaSECT代議員52施設と九州地方会57施設対象に事前アンケート調査を行い, 回収率41%の集計結果をシンポジスト発表後に報告し, アンケートと同設問を聴講者へもアンサーパッドを用いて参加型調査をしながらディスカッションを行った. S-VI-1:回路内圧の制御に関して, 監視部位の圧力の定義を理解したうえでアラームやアラートの設定値を決定し, その監視は継時的変化を考慮しながら行うべきであるとのこと. また, 5箇所の回路内圧を常時表示監視しながら各々の送血ポンプ制御も行っており, 設定値は過去の症例記録から至適灌流量と人工肺の種類に応じて症例ごとに決定していると発表された.
ISSN:0912-2664