腎結石に対するECIRS:砕石効果予測因子の検討

【目的】腎結石に対するTUL併用PNL(Endoscopic combined intrarenal surgery:ECIRS)における術前砕石効果予測因子を検討した.  【対象と方法】大口東総合病院にて腎結石に対して施行されたECIRS 267例を対象とした.術後1か月のCTにて残石を認めない,または5mm未満の場合はStone free(SF群),5mm以上の残石を認める場合はNon-stone free(Non-SF群)と定義し,二群間で患者背景および結石因子を比較し,砕石効果予測因子を多変量ロジスティック回帰分析を用いて検討した.  【結果】Stone free rateは65.4%...

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Veröffentlicht in:Japanese Journal of Endourology 2015, Vol.28(2), pp.294-300
Hauptverfasser: 黒田, 晋之介, 伊藤, 悠城, 田部井, 正, 藤川, 敦, 松崎, 純一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】腎結石に対するTUL併用PNL(Endoscopic combined intrarenal surgery:ECIRS)における術前砕石効果予測因子を検討した.  【対象と方法】大口東総合病院にて腎結石に対して施行されたECIRS 267例を対象とした.術後1か月のCTにて残石を認めない,または5mm未満の場合はStone free(SF群),5mm以上の残石を認める場合はNon-stone free(Non-SF群)と定義し,二群間で患者背景および結石因子を比較し,砕石効果予測因子を多変量ロジスティック回帰分析を用いて検討した.  【結果】Stone free rateは65.4%であった.多変量解析にて,第12肋骨下縁と結石上端の距離(P=0.033),Stone surface area(P
ISSN:2186-1889
2187-4700
DOI:10.11302/jsejje.28.294