歯面着色物の除去に関する研究 (第4報)

近年, 歯石除去の一方法として臨床に応用されるようになってきたエァースケーラーとAir-power abrasive systemとの実験的stainの除去効果および除去後の状態について比較検討を行った。その結果, 実験的stainの除去効果は定量的にみて, エアースケーラーの場合は, Air-power abrasive systemの場合よりもその除去効果は有意に低かった。 一方, 実験的stain除去後の表面あらさは, エアースケーラーの場合は, Air -power abrasive systemの場合に比べて, 値は大きく, その差は有意であった。また, 実験的stain除去後の走査...

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Veröffentlicht in:日本歯周病学会会誌 1986/12/28, Vol.28(4), pp.1131-1136
Hauptverfasser: 上田, 雅俊, 稲田, 芳樹, 高津, 兆雄, 山岡, 昭, 秋山, 繁, 光安, 正守, 林本, 忠浩, 楠, 憲治, 小西, 浩二
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:近年, 歯石除去の一方法として臨床に応用されるようになってきたエァースケーラーとAir-power abrasive systemとの実験的stainの除去効果および除去後の状態について比較検討を行った。その結果, 実験的stainの除去効果は定量的にみて, エアースケーラーの場合は, Air-power abrasive systemの場合よりもその除去効果は有意に低かった。 一方, 実験的stain除去後の表面あらさは, エアースケーラーの場合は, Air -power abrasive systemの場合に比べて, 値は大きく, その差は有意であった。また, 実験的stain除去後の走査型電顕を使用した定性的観察結果より, エアースケーラーではさざ波状の傷が認められたが, Air-power abrasive systemでは傷はほとんど認められなかった。
ISSN:0385-0110
1880-408X
DOI:10.2329/perio.28.1131