薬物相互作用ガイダンスについて
今回の薬物相互作用ガイダンス(案;医薬審569号, 平成12年4月13日)の目的には, r臨床における有害な薬物相互作用の発現する可能性の大きい医薬品の開発をできる限り避け, 医薬品開発の効率化に資するとともに, 適切な情報を臨床現場に提供することにより, 有害な薬物相互作用の減少と, 医薬品の適正使用の促進が期待される. 」と記されており, ガイダンスが新医薬品開発の効率化のみならず医薬品の適正使用に役立つことをめざしている. 最近, 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)の一つであるうつ病および強迫性障害治療剤フルボキサミンおよびイミダゾピリジン構造を有する不眠症治療剤ゾルピデムを当...
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Veröffentlicht in: | 薬物動態 2001, Vol.16 (3), p.215-219 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 今回の薬物相互作用ガイダンス(案;医薬審569号, 平成12年4月13日)の目的には, r臨床における有害な薬物相互作用の発現する可能性の大きい医薬品の開発をできる限り避け, 医薬品開発の効率化に資するとともに, 適切な情報を臨床現場に提供することにより, 有害な薬物相互作用の減少と, 医薬品の適正使用の促進が期待される. 」と記されており, ガイダンスが新医薬品開発の効率化のみならず医薬品の適正使用に役立つことをめざしている. 最近, 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)の一つであるうつ病および強迫性障害治療剤フルボキサミンおよびイミダゾピリジン構造を有する不眠症治療剤ゾルピデムを当杜が発売し, 市販後の薬物相 互作用に関する情報を医療関係者に提供, 収集する機会を得たので, その経験に基づき今回のガイダンスに触れ, それらの情報提供の問題点についても述べる. |
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ISSN: | 0916-1139 |