物性FGセミナー2016「原薬と製剤を結ぶイメージング技術」に参加して

「1. はじめに」日本薬剤学会物性フォーカスグループは, 医薬品開発に係る様々な物性検討について情報の提供と共有を目標として, 2015年度から活動を開始した. 2016年1月22日, 第1回のキックオフセミナー「物性FGセミナー2016」が星薬科大学キャンパスにて開催された. メインテーマは「原薬と製剤を結ぶイメージング技術」と題し, ラマン分光法に焦点を当てたものであった. 具体的には, 特別講演1題, 技術講演1題が前半に設けられ, 後半にはラマン分光装置メーカー5社による測定技術のプレゼンテーションならびに別室にて展示された実機を用いた装置紹介が行われた. 特筆すべきは, 新しくかつ興...

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Veröffentlicht in:薬剤学 2016/07/01, Vol.76(4), pp.263-264
1. Verfasser: 我藤, 勝彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」日本薬剤学会物性フォーカスグループは, 医薬品開発に係る様々な物性検討について情報の提供と共有を目標として, 2015年度から活動を開始した. 2016年1月22日, 第1回のキックオフセミナー「物性FGセミナー2016」が星薬科大学キャンパスにて開催された. メインテーマは「原薬と製剤を結ぶイメージング技術」と題し, ラマン分光法に焦点を当てたものであった. 具体的には, 特別講演1題, 技術講演1題が前半に設けられ, 後半にはラマン分光装置メーカー5社による測定技術のプレゼンテーションならびに別室にて展示された実機を用いた装置紹介が行われた. 特筆すべきは, 新しくかつ興味深い企画も組まれていたことである. 具体的には, 事前にフォーカスグループより装置メーカーに共通の試料が提供されており, その分析結果が各メーカーから紹介されるというものであった.
ISSN:0372-7629
2188-3149
DOI:10.14843/jpstj.76.263