腹部動脈造影による二, 三の知見

腹部の腫瘍性疾患の診断において選択的動脈造影の価値を評価するため87例の消化器疾患について腹部動脈造影検査法を施行した. これらのうち動脈造影によつて診断上極めて有力な情報が提供された. 腸間膜リンパ嚢腫, 盲腸に発生し腫瘤を先進部として腸重積をおこしたBizzar cell leiomyoma, 十二指腸平滑筋腫及び空腸に転移した悪性絨毛上皮腫の各1例についてその特徴的な所見を述べる....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医療 1976/03/20, Vol.30(3), pp.224-230
Hauptverfasser: 高橋, 伸, 和田野, 好作, 佐々木, 哲二, 飯田, 修平, 浅越, 辰男, 須田, 厚, 遠山, 隆夫, 稲垣, 宏, 渡辺, 昌, 照井, 孝志
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:腹部の腫瘍性疾患の診断において選択的動脈造影の価値を評価するため87例の消化器疾患について腹部動脈造影検査法を施行した. これらのうち動脈造影によつて診断上極めて有力な情報が提供された. 腸間膜リンパ嚢腫, 盲腸に発生し腫瘤を先進部として腸重積をおこしたBizzar cell leiomyoma, 十二指腸平滑筋腫及び空腸に転移した悪性絨毛上皮腫の各1例についてその特徴的な所見を述べる.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.30.224