ネパールに出張して
◇今年の2月3日から約20日間の日程でインドおよびネパールに出張した. 用務はコロンボ計画にもとづき, 昭和40年度においてネパールへ巡回診療団を派遣し, 結核症の検診および治療を主とした診療を行なう計画であるが, 派遣診療団の構成や携行資材などをどうするのがよいか. ネパール王国側の意向がどうなのかなどについて実情調査を兼ねて事前打合わせを行なうことであつた. 一行はもと医務局におられ現在海外技術協力事業団におられる野津博士, 本隊の派遣団の団長となられる予定の水戸日赤内科部長の宮本博士らを含め4名であつた. ◇ネパール王国には, 現在わが国の在外公館がなく, ニユーデリーにある印度の大使館...
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Veröffentlicht in: | 医療 1965, Vol.19 (7), p.618-618 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | ◇今年の2月3日から約20日間の日程でインドおよびネパールに出張した. 用務はコロンボ計画にもとづき, 昭和40年度においてネパールへ巡回診療団を派遣し, 結核症の検診および治療を主とした診療を行なう計画であるが, 派遣診療団の構成や携行資材などをどうするのがよいか. ネパール王国側の意向がどうなのかなどについて実情調査を兼ねて事前打合わせを行なうことであつた. 一行はもと医務局におられ現在海外技術協力事業団におられる野津博士, 本隊の派遣団の団長となられる予定の水戸日赤内科部長の宮本博士らを含め4名であつた. ◇ネパール王国には, 現在わが国の在外公館がなく, ニユーデリーにある印度の大使館でネパールとの事務をも管轄している. かつネパールへの交通, 輸送については印度を経由しなければならない関係で在印公館との打合わせも必要であつた. ニユーデリーの大使館では一同随分懇切なるお世話になつた. |
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ISSN: | 0021-1699 |