O-1318 子宮鏡と内膜組織診から見た増殖期子宮内膜所見とIVF-ET妊娠率に関する検討

【目的】子宮鏡による増殖期子宮内膜所見から妊娠予後を評価する方法は現在確立されていない. 我々は子宮鏡所見と体外受精胚移植(IVF-ET)後の妊娠率を内膜組織診の結果と合わせて比較検討した. 【方法】IVF-ETの前周期までに子宮鏡を行った当院外来不妊患者の子宮鏡所見(53例)と同時に施行した内膜組織診(33例)を対象とした. 子宮鏡検査は月経周期day6からday14までに, 子宮内腔異常疑い(内膜ポリープ, 子宮内癒着), IVF-ET反復不成功例を対象に静脈麻酔下に軟性子宮鏡を用いて行った. 子宮鏡所見は, 赤色内膜が子宮体部, 底部それぞれに占める相対面積によってfair群(子宮体部,...

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Veröffentlicht in:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 2008, Vol.24 (1), p.105-105
Hauptverfasser: 岡崎光男, 家永聡子, 瀧内剛, 三村理恵, 森本晶子, 福田綾, 国重陽子, 中村恵美, 脇本昭憲, 小川晴幾, 中岡義晴, 福田愛作, 森本義晴
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】子宮鏡による増殖期子宮内膜所見から妊娠予後を評価する方法は現在確立されていない. 我々は子宮鏡所見と体外受精胚移植(IVF-ET)後の妊娠率を内膜組織診の結果と合わせて比較検討した. 【方法】IVF-ETの前周期までに子宮鏡を行った当院外来不妊患者の子宮鏡所見(53例)と同時に施行した内膜組織診(33例)を対象とした. 子宮鏡検査は月経周期day6からday14までに, 子宮内腔異常疑い(内膜ポリープ, 子宮内癒着), IVF-ET反復不成功例を対象に静脈麻酔下に軟性子宮鏡を用いて行った. 子宮鏡所見は, 赤色内膜が子宮体部, 底部それぞれに占める相対面積によってfair群(子宮体部, 底部赤色内1膜>50%), moderate群(体部>50%, 底部
ISSN:1884-9938