子宮鏡とSonohysterograpy(SHG)の併用による子宮腔内病変の診断・治療
緒言 子宮腔内病変の診断には, 子宮鏡, 子宮卵管造影法, 超音波断層法, CT,MRIなどが用いられている. 最近, これらに対して経腟超音波下に子宮内に注水し, 子宮内腔子宮筋層を観察する方法(sonohysterograpy:以下SHGと略す)が試みられている. 我々は, 子宮腔内病変の疑われた症例にSHGと子宮鏡を同時に行い, その有用性の検討を行った. 対象 対象は, 1993年12月から1994年7月までに行った61例である. 全例にinformed concentを行い同意を得た. 年齢は, 27歳から56歳である. 症例の内訳は, 粘膜下筋腫13例, 筋層内筋腫12例, 筋腫分...
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Veröffentlicht in: | 日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 1994, Vol.10 (1), p.146-147 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 緒言 子宮腔内病変の診断には, 子宮鏡, 子宮卵管造影法, 超音波断層法, CT,MRIなどが用いられている. 最近, これらに対して経腟超音波下に子宮内に注水し, 子宮内腔子宮筋層を観察する方法(sonohysterograpy:以下SHGと略す)が試みられている. 我々は, 子宮腔内病変の疑われた症例にSHGと子宮鏡を同時に行い, その有用性の検討を行った. 対象 対象は, 1993年12月から1994年7月までに行った61例である. 全例にinformed concentを行い同意を得た. 年齢は, 27歳から56歳である. 症例の内訳は, 粘膜下筋腫13例, 筋層内筋腫12例, 筋腫分娩8例, 子宮内膜ポリープ14例, 子宮体癌7例, 子宮腔癒着症2例, 中隔子宮1例, 正常子宮4例であった. |
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ISSN: | 1884-9938 |