Kennedy-Alter-Sung 症候群の麻酔経験

51歳, 男性. 声帯ポリープで喉頭腫瘍摘出術が予定された. Kennedy-Alter-Sung症候群を合併しており, 上下肢の筋力が低下していた. 麻酔はプロポフォール, フェンタニル, セボフルランで導入した. バッグマスクで過換気にして自発呼吸消失後に気管挿管した. 麻酔はセボフルランで維持し, 麻酔導入から手術中を通して筋弛緩薬は使用しなかった. 手術終了後に嚥下反射と覚醒を確認して抜管した. 周術期の呼吸器合併症はなかった....

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Veröffentlicht in:日本臨床麻酔学会誌 2009/01/15, Vol.29(2), pp.214-216
Hauptverfasser: 楠本, 剛, 仁田原, 慶一, 比嘉, 和夫, 杉, 恭之, 生野, 慎二郎, 濱田, 孝光
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:51歳, 男性. 声帯ポリープで喉頭腫瘍摘出術が予定された. Kennedy-Alter-Sung症候群を合併しており, 上下肢の筋力が低下していた. 麻酔はプロポフォール, フェンタニル, セボフルランで導入した. バッグマスクで過換気にして自発呼吸消失後に気管挿管した. 麻酔はセボフルランで維持し, 麻酔導入から手術中を通して筋弛緩薬は使用しなかった. 手術終了後に嚥下反射と覚醒を確認して抜管した. 周術期の呼吸器合併症はなかった.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.29.214