<第20回>「筋電図と臨床」
主要内容 昭和59年5月21日より24日まで, 川崎医科大学で, リハビリ科明石教授のお世話で行われた. 内容はEMGの機器の基本である増幅器やノイズの問題, 臨床筋電図に必要な神経筋の解剖, 筋電図の基本および神経伝導速度とF波についての講義, 神経筋疾患, 外傷, エントラップメントなど各疾患の筋電図診断, H波やシングルファイバーEMGの利用, さらに応用的利用法としてコンピュータ処理, 動作筋電図など基礎から臨床までを十分網羅した講義が行われた. 最終日に行われた生体インピーダンスや大脳誘発電位の話は, 広く生体の電気生理学的診断法としてリハへの応用が期待される分野でもあり, 興味深い...
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Veröffentlicht in: | リハビリテーション医学 1985-07, Vol.22 (4), p.233-234 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 主要内容 昭和59年5月21日より24日まで, 川崎医科大学で, リハビリ科明石教授のお世話で行われた. 内容はEMGの機器の基本である増幅器やノイズの問題, 臨床筋電図に必要な神経筋の解剖, 筋電図の基本および神経伝導速度とF波についての講義, 神経筋疾患, 外傷, エントラップメントなど各疾患の筋電図診断, H波やシングルファイバーEMGの利用, さらに応用的利用法としてコンピュータ処理, 動作筋電図など基礎から臨床までを十分網羅した講義が行われた. 最終日に行われた生体インピーダンスや大脳誘発電位の話は, 広く生体の電気生理学的診断法としてリハへの応用が期待される分野でもあり, 興味深いものであった. 講義は概してわかりやすく, 筋電図の経験の少ない医師にも理解しやすいものであった. 主目的と成果 今回の研修会の最大の特徴は, 筋電図実習を取り入れたことであろう. 実際に筋電計を操作し, 基本的なテクニックを身につけること, 用意された四つの機種の異なる筋電計が使えるようになること, 患者さんの問診からEMGレポートの書き方まで実例によって修得し, 研修後すぐにでも臨床筋電図検査が行えるようになること, などを主目的とした. |
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ISSN: | 0034-351X |