P-27 微細石灰化病変に対しUS下で行うcore needle biopsyの検討

【目的】当センターでは非触知微細石灰化病変に対し, US下においてcore needle biopsy(CNB)を行っている. その有用性を検討したので報告する. 【対象】2003年4月から2004年5月まで当センターで施行された536例のCNB施行例の内, 27例(5.0%)の非触知微細石灰化病変を対象とし, 微細石灰化採取の確認はCNB検査中にマンモグラムで行った. 【結果】27例の内, 微細石灰化の採取ができたものは22例(81.5%)であり, その内病理学的に癌であった症例は16例(72.7%)であった. 採取の可能であった症例では, マンモグラフィ(MMG)のMLOで測定した微細石灰...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2004, Vol.13 (3), p.437-437
Hauptverfasser: 田中 宏, 二宮 淳, 堀井吉雄, 上村万里, 武井寛幸, 末益公人, 黒住昌史, 石栗一男
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】当センターでは非触知微細石灰化病変に対し, US下においてcore needle biopsy(CNB)を行っている. その有用性を検討したので報告する. 【対象】2003年4月から2004年5月まで当センターで施行された536例のCNB施行例の内, 27例(5.0%)の非触知微細石灰化病変を対象とし, 微細石灰化採取の確認はCNB検査中にマンモグラムで行った. 【結果】27例の内, 微細石灰化の採取ができたものは22例(81.5%)であり, その内病理学的に癌であった症例は16例(72.7%)であった. 採取の可能であった症例では, マンモグラフィ(MMG)のMLOで測定した微細石灰化の数, 密度では明らかな傾向は得られなかったものの, 分布する面積が広いほど採取可能という傾向であった. 【考察】微細石灰化をUS下で確認することは困難な場合が多く, MMGにおいてUS下CNBの可否を検討することは有意義と考えられる.
ISSN:0918-0729