P-25 ステレオガイド下マンモトーム生検の手順と刺乳方向の検討

【目的】当センターでは2台の撮影装置を併用し, アップライト式でのF/Sによりステレオガイド下マンモトーム生検を行なっている. 位置決めからポジショニング, 目的部位の特定, 生検採取まで一連の流れについて検討したので報告する. 【対象と方法】2003年12月より行なったマンモトーム生検症例について(1)マンモトーム生検手順の検討(2)ターゲットによる刺乳方向の検討【結果】(1)生検手順を見直すことで時間短縮や正確な組織採取が出来た. (2)乳房の形状や目的部位別に, 刺乳方向をまとめる事によってポジショニングを適切にし, 採取の精度が向上した. 刺乳により目的が移動してしまった採取困難だった...

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Veröffentlicht in:日本乳癌検診学会誌 2004, Vol.13 (3), p.436-436
Hauptverfasser: 高嶋優子, 瀧田次雄, 斎藤弘巳, 三坂武温
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】当センターでは2台の撮影装置を併用し, アップライト式でのF/Sによりステレオガイド下マンモトーム生検を行なっている. 位置決めからポジショニング, 目的部位の特定, 生検採取まで一連の流れについて検討したので報告する. 【対象と方法】2003年12月より行なったマンモトーム生検症例について(1)マンモトーム生検手順の検討(2)ターゲットによる刺乳方向の検討【結果】(1)生検手順を見直すことで時間短縮や正確な組織採取が出来た. (2)乳房の形状や目的部位別に, 刺乳方向をまとめる事によってポジショニングを適切にし, 採取の精度が向上した. 刺乳により目的が移動してしまった採取困難だった症例を検討した結果, 刺乳角度や位置決定を工夫することによって改善する事が出来た. 【考察】アップライト方式のマンモトーム生検において, 適切な位置決定と検査時間の短縮が重要である. それが患者への負担も少なく精度のよい検査に繋がると考える.
ISSN:0918-0729