4. 某総合大学の健診結果に基づく腹囲基準と内臓脂肪量による二次元区分における生活習慣の検討
メタボリックシンドロームの腹囲測定には賛否がある. 腹囲および内臓脂肪量の各基準値に対する判定結果の相違状況を調査し, 生活習慣による影響を検討した. 某総合大学職員40歳以上の男性(166人)に対し, 腹囲および体組成計により内臓脂肪の測定, および生活習慣によるアンケート調査を実施した. 区分別該当者割合はA群「腹囲基準未満・内臓基準以上(腹部CTによる横断面積100cm2相当値)」22%, B群「腹囲基準以上・内臓基準以上」54%, C群「腹囲基準未満・内臓基準未満」20%, D群「腹囲基準以上・内臓基準未満」4%であった. 4群において運動および食習慣等のアンケート項目についての該当者...
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Veröffentlicht in: | 産業衛生学雑誌 2011, Vol.53 (1), p.21-21 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | メタボリックシンドロームの腹囲測定には賛否がある. 腹囲および内臓脂肪量の各基準値に対する判定結果の相違状況を調査し, 生活習慣による影響を検討した. 某総合大学職員40歳以上の男性(166人)に対し, 腹囲および体組成計により内臓脂肪の測定, および生活習慣によるアンケート調査を実施した. 区分別該当者割合はA群「腹囲基準未満・内臓基準以上(腹部CTによる横断面積100cm2相当値)」22%, B群「腹囲基準以上・内臓基準以上」54%, C群「腹囲基準未満・内臓基準未満」20%, D群「腹囲基準以上・内臓基準未満」4%であった. 4群において運動および食習慣等のアンケート項目についての該当者割合を算出した. AおよびB群における「1時間以上の歩行」, 「満腹まで食べない」の該当者割合は, C群に比し低い傾向を示した. A群は診断基準上, 全員MSに該当しないが, 発症予防に留意した対応が必要と考えられた. |
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ISSN: | 1341-0725 |