11. 働く人々の労働生活を支援する看護実践能力の追究-事例検討の意義と課題
「働く人々の労働生活を支援する看護実践能力の追究」をテーマとした共同研究に, 大学教員と産業看護職が継続して取り組み, 平成16年度からは実際の活動事例を検討し実践に活かすという試みを行っている. 今回は, 事例検討会の概要を紹介するとともに, 共同研究の中で活動事例の検討を行うことの意義を振り返り, 今後の課題を整理したので報告する. 平成17年3月以降, 検討会は5回開催し, 事例提供者は4名であった. 活動事例の検討は, 自分では気がつかない点の指摘を受けたり, 具体的アイディアを得ることができることが, 事例提供者の感想, 学びから確認できた. 質問されることで目的の明確化にもつながり...
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Veröffentlicht in: | 産業衛生学雑誌 2007-01, Vol.49 (1), p.37-37 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「働く人々の労働生活を支援する看護実践能力の追究」をテーマとした共同研究に, 大学教員と産業看護職が継続して取り組み, 平成16年度からは実際の活動事例を検討し実践に活かすという試みを行っている. 今回は, 事例検討会の概要を紹介するとともに, 共同研究の中で活動事例の検討を行うことの意義を振り返り, 今後の課題を整理したので報告する. 平成17年3月以降, 検討会は5回開催し, 事例提供者は4名であった. 活動事例の検討は, 自分では気がつかない点の指摘を受けたり, 具体的アイディアを得ることができることが, 事例提供者の感想, 学びから確認できた. 質問されることで目的の明確化にもつながり, 看護実践能力の向上に有効な方法である. 特に計画段階での検討は, その後の活動にすぐに活かすことが可能である. 今後, 検討事例の経過をフォローアップしていくこと, 関心のある看護職を共同研究者として増やしていくことが課題である. |
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ISSN: | 1341-0725 |