事業所における保健習慣と身体的自覚症状についての検討

1994年に香川県周辺の29事業所で行った定期健診男性受診者1,819名を対象に, 自己記入式質問表による健康調査を行った. 質問は, 最近の保健習慣(ブレスローの7項目), 身体的自覚症状(任意の6項目)を含み, それぞれスコア化を行った後, 事業所規模, 年齢, 職種について多変量式を用いて補正し比較を行った. その結果, 保健習慣については, 99人以下の事業所で他に比べスコアが低く, 年齢階級別では年齢が高いほど, 職種別では(技術・事務・管理)でスコアが高かった. 身体的自覚症状については, 事業所規模別で有意な差はなく, 年齢階級別では40歳代まで漸増, 以後漸減, 職種別では(製...

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Hauptverfasser: 平尾智広, 直島淳太, 忠津佐和代, 田所昌也, 星川洋一, 井手宏明, 武田則昭, 實成文彦
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1994年に香川県周辺の29事業所で行った定期健診男性受診者1,819名を対象に, 自己記入式質問表による健康調査を行った. 質問は, 最近の保健習慣(ブレスローの7項目), 身体的自覚症状(任意の6項目)を含み, それぞれスコア化を行った後, 事業所規模, 年齢, 職種について多変量式を用いて補正し比較を行った. その結果, 保健習慣については, 99人以下の事業所で他に比べスコアが低く, 年齢階級別では年齢が高いほど, 職種別では(技術・事務・管理)でスコアが高かった. 身体的自覚症状については, 事業所規模別で有意な差はなく, 年齢階級別では40歳代まで漸増, 以後漸減, 職種別では(製造・加工)で高く(技術・事務・管理)で低かった.
ISSN:1341-0725