気管気管支を伴った気管支喘息患者にサルコイドーシスが合併した1例

サルコイドーシスで最も高頻度に認められる病変部位は肺門, 縦隔リンパ節等の胸郭内臓器であり, 次に眼病変が多い. 肺門リンパ節腫張のみでは自覚症が乏しく, 最近では眼症状で発見される症例が増加している. 近年サルコイドーシスに於いても, 気道過敏性が関与しているとの報告がなされているが, 気管支喘息にサルコイドーシスが合併したとする報告は少なく, 両者の関連は明らかではない. 今回, 我々は気管分岐異常をともなった気管支喘息患者にサルコイドーシスを合併したと思われる症例を経験したので報告する....

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Veröffentlicht in:気管支学 1993, Vol.15 (3), p.303-303
Hauptverfasser: 伊藤大介, 茂木正行, 細川芳文, 澤田滋正, 鈴木良一, 小林朋子, 山本仁, 小山昌三, 萩原照久, 堀江孝至
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:サルコイドーシスで最も高頻度に認められる病変部位は肺門, 縦隔リンパ節等の胸郭内臓器であり, 次に眼病変が多い. 肺門リンパ節腫張のみでは自覚症が乏しく, 最近では眼症状で発見される症例が増加している. 近年サルコイドーシスに於いても, 気道過敏性が関与しているとの報告がなされているが, 気管支喘息にサルコイドーシスが合併したとする報告は少なく, 両者の関連は明らかではない. 今回, 我々は気管分岐異常をともなった気管支喘息患者にサルコイドーシスを合併したと思われる症例を経験したので報告する.
ISSN:0287-2137