SSP電極と鍼電極を用いた低周波通電刺激の効果検討

1971年に紹介された鍼麻酔その応用としての低周波治療器の活用から今日に至まで, 鍼灸の治療器は目ざましい発展を見るに至っております. 当ペインクリニックでは低周波置鍼療法(以下「低置法」という)を検討し, ついで低周波ツボ表面電極療法であります. その後SSP療法を開発し, さらに広く世界的に普及するに至っております. そのため, 現在の鍼灸治療のなかで, 低周波通電刺激療法は今や欠かせない治療法の一つとして, 幅広く活用されております. われわれは, この療法を取り入れている各種の鍼治療法を取り上げ, 各々の効果に関して検討を行っています. 今回, そのなかから, とくにSSP電極と鍼電極...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本鍼灸良導絡医学会誌 1991, Vol.19 (4), p.20-22
Hauptverfasser: 森川和宥, 河内明, 豊田住江, 兵頭正義, 小田博久
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1971年に紹介された鍼麻酔その応用としての低周波治療器の活用から今日に至まで, 鍼灸の治療器は目ざましい発展を見るに至っております. 当ペインクリニックでは低周波置鍼療法(以下「低置法」という)を検討し, ついで低周波ツボ表面電極療法であります. その後SSP療法を開発し, さらに広く世界的に普及するに至っております. そのため, 現在の鍼灸治療のなかで, 低周波通電刺激療法は今や欠かせない治療法の一つとして, 幅広く活用されております. われわれは, この療法を取り入れている各種の鍼治療法を取り上げ, 各々の効果に関して検討を行っています. 今回, そのなかから, とくにSSP電極と鍼電極について, その効果を“肩こり”に限定して比較検討を試みてみました.
ISSN:0286-1631