母指の目標値筋出力制御におけるSilent Periodへの影響因子
目標値を設定し, 母指での随意運動時に電気刺激を与えた場合の反応を筋電図学的に分析したので報告する. (対象) 健常成人(♂:15, ♀:1). 年齢:24. 8才. (方法) 被験者は椅子に腰掛け, 母指屈曲・対立方向の随意運動出力MSの検出可能な装置と記録計をセットし, 視覚下で一定値に制御させて母指球でEMGを記録した. 電気刺激ESは誘発筋電計で手関節近位部の正中神経を0. 5Hz. , 0. 5ms. , 60-210V, で刺激し, 0. 2-Imv. , 20ms/Dで’母指球でのEMGを記録した. 最大筋出力MMSの3/4の出力を保持させ, SP(=Silent Period)...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1987, Vol.14 (suppl), p.112-112 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 目標値を設定し, 母指での随意運動時に電気刺激を与えた場合の反応を筋電図学的に分析したので報告する. (対象) 健常成人(♂:15, ♀:1). 年齢:24. 8才. (方法) 被験者は椅子に腰掛け, 母指屈曲・対立方向の随意運動出力MSの検出可能な装置と記録計をセットし, 視覚下で一定値に制御させて母指球でEMGを記録した. 電気刺激ESは誘発筋電計で手関節近位部の正中神経を0. 5Hz. , 0. 5ms. , 60-210V, で刺激し, 0. 2-Imv. , 20ms/Dで’母指球でのEMGを記録した. 最大筋出力MMSの3/4の出力を保持させ, SP(=Silent Period)が明瞭に得られるESを求めてMMSの1/8から8/8迄1/6及び1/8間隔でMSを漸増させ, 各々の場合に刺激した. 次に, mmsの1/8,1/4,1/2の各出力に於いて, M波最大値を示す刺激強さの約20V以下のESから開始し, 10Vずつ増加したが, 100V以上は120,150,210Vとした. 即ち, (1)ESを一定にしてMSを変化きせた場合(2)MSを一定にしてES強度を変化させた場合のSPの変化を調べた. |
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ISSN: | 0289-3770 |