回復期リハビリテーション病棟における在宅復帰患者の特徴
〔目的〕多変量解析を用いて回復期リハ患者の自宅退院決定要因について調査を行った。〔対象〕当院回復リハ病棟を平成13年6月1日から平成17年12月31日に退院した患者398名とした。〔方法〕リハカルテにより対象を自宅群,施設群の2群に分類し,比較検討を行った。〔結果〕ロジスティック回帰分析の結果,認知症老人の日常生活自立度(OR:0.35, 95%CI 0.16-0.75, p<0.01),退院時移動形態(OR:0.22, 95%CI 0.07-0.71, p<0.01)の2つの因子が抽出された。〔結語〕回復期リハから在宅復帰する患者は退院時の移動能力のレベルが高く,認知症が重度ではないことが明...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2008, Vol.23(5), pp.609-613 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕多変量解析を用いて回復期リハ患者の自宅退院決定要因について調査を行った。〔対象〕当院回復リハ病棟を平成13年6月1日から平成17年12月31日に退院した患者398名とした。〔方法〕リハカルテにより対象を自宅群,施設群の2群に分類し,比較検討を行った。〔結果〕ロジスティック回帰分析の結果,認知症老人の日常生活自立度(OR:0.35, 95%CI 0.16-0.75, p<0.01),退院時移動形態(OR:0.22, 95%CI 0.07-0.71, p<0.01)の2つの因子が抽出された。〔結語〕回復期リハから在宅復帰する患者は退院時の移動能力のレベルが高く,認知症が重度ではないことが明らかになった。 |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.23.609 |