地域在住女性高齢者の開眼片足立ち保持時間と身体機能との関連
本研究は,地域在住の女性高齢者56名(平均年齢74.8±6.3歳)の開眼片足立ち保持時間を測定し,上下肢筋力や柔軟性,足底感覚などの身体機能評価ならびに注意機能との関連を検討した。重回帰分析によって,片足立ち保持時間に影響を及ぼす因子として抽出されたのは,足把持力と年齢であり,足把持力が強いほど,また年齢が若いほどに,片足立ち保持が安定していることが確認された。今回の知見より,地域在住女性高齢者の片足立ち能力を高めるためには,足把持力を高めることの重要性が示された。...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2008, Vol.23(1), pp.79-83 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本研究は,地域在住の女性高齢者56名(平均年齢74.8±6.3歳)の開眼片足立ち保持時間を測定し,上下肢筋力や柔軟性,足底感覚などの身体機能評価ならびに注意機能との関連を検討した。重回帰分析によって,片足立ち保持時間に影響を及ぼす因子として抽出されたのは,足把持力と年齢であり,足把持力が強いほど,また年齢が若いほどに,片足立ち保持が安定していることが確認された。今回の知見より,地域在住女性高齢者の片足立ち能力を高めるためには,足把持力を高めることの重要性が示された。 |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.23.79 |