知の新しい連携をめざして
菊地(司会) 本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます. この座談会は鎗田編集委員の企画による「知の新しい連携をめざして」という題なのですが, 先生方もどういうご発言をなさるか, 少し荷が重いとお感じになられる先生もおられるかと思いますが, いろいろな方々からお話を伺いながら, 私も発言させていただきたいと思います. ご承知のように, 日本医科器械学会というのは, 医療の現場でいろいろ使われている器械とか, いろいろなシステム, かなり臨床の現場に近いところで扱っているという意味では, 医療器械に関する歴史の長い学会です. 最近では病院の中, あるいは医療機関で使われる医療器...
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Veröffentlicht in: | 医科器械学 2007/01/01, Vol.77(1), pp.2-22 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 菊地(司会) 本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます. この座談会は鎗田編集委員の企画による「知の新しい連携をめざして」という題なのですが, 先生方もどういうご発言をなさるか, 少し荷が重いとお感じになられる先生もおられるかと思いますが, いろいろな方々からお話を伺いながら, 私も発言させていただきたいと思います. ご承知のように, 日本医科器械学会というのは, 医療の現場でいろいろ使われている器械とか, いろいろなシステム, かなり臨床の現場に近いところで扱っているという意味では, 医療器械に関する歴史の長い学会です. 最近では病院の中, あるいは医療機関で使われる医療器械といいますか, 医科器械, そういったものも非常に広範な技術が使われるようになっています. また, 同時にいろいろな背景の方々がコメディカルといいますか, 参画していますが, それで現在の医療が成り立つという状況にあることはご承知のとおりだと思います. したがって, 鎗田委員の方からは, 最近のいろいろな意味での学会活性化というところでの議論の視点もあったようですが, 私はこのお題をいただいたときに, むしろ, 本当にこれからの日本の医療をよくするために, 医療にまつわる, 関係する種々の領域の学会がどうしてもある意味で連携していかないと, 本当の意味で医療をよくするというところで機能しないのではないかということをまっ先に考えました. |
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ISSN: | 0385-440X 1881-4875 |
DOI: | 10.4286/ikakikaigaku.77.1_2 |