季白論文に対するEditorial Comment

ペースメーカ(PM)植込み患者における慢性期合併症としてのPMリード異常は, 稀な合併症ではなくその頻度は決して少なくない. リード不全の検出は, リード抵抗値や閾値等の明らかな異常があれば診断は容易であるが, 初期段階ではこれらの指標に異常を認めないこともある. 特に, 臨床症状を伴わない場合には見逃されていることも少なくない. 植込みデバイス機器には, 心房細動(AF)などの上室性不整脈(SVT)検出を目的とした診断機能(Atrial High Rate Episode; AHRE)が備わっている....

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Veröffentlicht in:心臓 2017/06/15, Vol.49(6), pp.618-618
1. Verfasser: 安部, 治彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ペースメーカ(PM)植込み患者における慢性期合併症としてのPMリード異常は, 稀な合併症ではなくその頻度は決して少なくない. リード不全の検出は, リード抵抗値や閾値等の明らかな異常があれば診断は容易であるが, 初期段階ではこれらの指標に異常を認めないこともある. 特に, 臨床症状を伴わない場合には見逃されていることも少なくない. 植込みデバイス機器には, 心房細動(AF)などの上室性不整脈(SVT)検出を目的とした診断機能(Atrial High Rate Episode; AHRE)が備わっている.
ISSN:0586-4488
2186-3016
DOI:10.11281/shinzo.49.618