海洋短波レーダーを用いた2016年三河湾蒲郡市地先における苦潮発生時の風と海面の流れの関係について
蒲郡市地先の航路・泊地における苦潮発生機構を,海況自動観測ブイの風及び海洋短波レーダーの海面の流れの観測値を用いて解析した。2016年夏季の苦潮発生に至る物理的過程をまとめると、(1)航路・泊地が成層化して底層に貧酸素水塊が発生する。(2)北西から北北西に収束する最大風速5.2~10.2m/sの風が3~10時間吹く。(3)風の吹き始めから2~7時間後に,南東から南南西の間の方向に平均流速13.2~24.3cm/sの流れが3~10時間続く。となった。...
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Veröffentlicht in: | 愛知県水産試験場研究報告 2017-03 (22), p.33-37 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 蒲郡市地先の航路・泊地における苦潮発生機構を,海況自動観測ブイの風及び海洋短波レーダーの海面の流れの観測値を用いて解析した。2016年夏季の苦潮発生に至る物理的過程をまとめると、(1)航路・泊地が成層化して底層に貧酸素水塊が発生する。(2)北西から北北西に収束する最大風速5.2~10.2m/sの風が3~10時間吹く。(3)風の吹き始めから2~7時間後に,南東から南南西の間の方向に平均流速13.2~24.3cm/sの流れが3~10時間続く。となった。 |
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ISSN: | 0919-7494 |