平成24年度 和牛種雄牛産肉能力検定現場後代検定成績 : 「立花国」号について

和牛種雄牛産肉能力検定直接検定法(直接検定)により選抜した「立花国(黒原5327)」の遺伝的産肉能力を調査するため、その産子(調査牛)を肥育して、増体、発育、飼料効率及び肉質を調査した。1. 「立花国」号の産子の発育は、去勢、雌ともに標準を上回る牛が多かった。畜産研究所において検定を行った4頭の去勢牛の開始時体重は293.3kgで、終了時体重は762.8kg、一日増体量0.79kg/日であった。2. 県内の農家(畜産研究所を含む)において25頭で開始した和牛種雄牛産肉能力検定現場後代検定法(現場後代検定)から5頭を除外した計20頭の産肉成績を得た。検定成績は、去勢で枝肉重量463.5kg、ロー...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:岐阜県畜産研究所研究報告 2014-07 (14), p.58-65
Hauptverfasser: 武田, 賢治, 植田, 拓也, 向島, 幸司, 中井, 麻生, 北, 和夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:和牛種雄牛産肉能力検定直接検定法(直接検定)により選抜した「立花国(黒原5327)」の遺伝的産肉能力を調査するため、その産子(調査牛)を肥育して、増体、発育、飼料効率及び肉質を調査した。1. 「立花国」号の産子の発育は、去勢、雌ともに標準を上回る牛が多かった。畜産研究所において検定を行った4頭の去勢牛の開始時体重は293.3kgで、終了時体重は762.8kg、一日増体量0.79kg/日であった。2. 県内の農家(畜産研究所を含む)において25頭で開始した和牛種雄牛産肉能力検定現場後代検定法(現場後代検定)から5頭を除外した計20頭の産肉成績を得た。検定成績は、去勢で枝肉重量463.5kg、ロース芯断面積55.9cm2、BMS No. 7.1、5等級率42.9%、4・5等級率85.7%であった。雌では枝肉重量411.4kg、ロース芯面積50.3cm2、BMS No. 7.0、5等級率50.0%、4・5等級率83.3%であった。全20頭では枝肉重量447.8kg、ロース芯面積54.2kg、BMS No. 7.1、5等級率45.0%、4・5等級率85.0%であった。
ISSN:1346-9711