キク「白粋」における生育不良株の発生要因
キク「白粋」の冬季に発生する生育不良(すくみ症と呼称)の発生要因について、対策を明らかにするため、系統間差、作付け時期及び最低夜温について検討を行った。1.本試験では、10節間の長さが15cm未満となる部位がある株をすくみ症株と定義した。すくみ症株は正常株に比べて、開花が遅れ、茎長が短く、特に電照打ち切り前の節間伸長が悪かった。2.すくみ症の発生には系統間差が大きかった。3.すくみ症は2月開花の作付けで多発した。12月及び4月開花の作付けでは2月に比べて発生が少なかった。4.すくみ症の発生は栽培期間中の夜温によって異なり、15℃-13℃に比べ10℃で少なかった。...
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Veröffentlicht in: | 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center 2009-02 (40), p.185-190 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | キク「白粋」の冬季に発生する生育不良(すくみ症と呼称)の発生要因について、対策を明らかにするため、系統間差、作付け時期及び最低夜温について検討を行った。1.本試験では、10節間の長さが15cm未満となる部位がある株をすくみ症株と定義した。すくみ症株は正常株に比べて、開花が遅れ、茎長が短く、特に電照打ち切り前の節間伸長が悪かった。2.すくみ症の発生には系統間差が大きかった。3.すくみ症は2月開花の作付けで多発した。12月及び4月開花の作付けでは2月に比べて発生が少なかった。4.すくみ症の発生は栽培期間中の夜温によって異なり、15℃-13℃に比べ10℃で少なかった。 |
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ISSN: | 0388-7995 |