ピレスロイド系殺虫剤の研究(第4報): アレスリン,フタルスリンおよび各種第1菊酸エステルの熱分解ガスクロマトグラフィー

熱分解管法と試料注入室高温法にて, 250°Cから550°Cまでの熱分解GLCを行なった. N2キャリャーガス中で分解し,ただちにカラムに運び,パイログラムをえがいた.試料注入室高温法でアレスリンと試料を交互に注入したところ,アレスリンはフタルスリンをはじめとする10種の第1菊酸エステルに対し, 400°C以上から不安定になり,その理由にアレスロロン部の不安定なことがあげられた.試料注入室高温法のGLC分取から,アレスリンとフタルスリンとから,ともに第1菊酸が見出された....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Nippon nōgei kagakukaishi 1970, Vol.44(11), pp.532-537
Hauptverfasser: 京極, 和旭, 井口, 辰興, 山口, 洋, 村山, 普
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:熱分解管法と試料注入室高温法にて, 250°Cから550°Cまでの熱分解GLCを行なった. N2キャリャーガス中で分解し,ただちにカラムに運び,パイログラムをえがいた.試料注入室高温法でアレスリンと試料を交互に注入したところ,アレスリンはフタルスリンをはじめとする10種の第1菊酸エステルに対し, 400°C以上から不安定になり,その理由にアレスロロン部の不安定なことがあげられた.試料注入室高温法のGLC分取から,アレスリンとフタルスリンとから,ともに第1菊酸が見出された.
ISSN:0002-1407
1883-6844
DOI:10.1271/nogeikagaku1924.44.532